Just a memory.

ただの記録

退職の話を切り出すとこうなる

終業後、部長とB長がやってきて2時間面談室に詰め込まれ話をされる。

 

僕が頑固であるやらなんとやら言ってきた。しかし僕の意思が揺らぐことはないとわかってたはずだ。きっと新興宗教を信仰している人間を説得するようなものなんだろうな、と思った。

 

年上の人に「君より長く生きている私の経験上~」と言われると返す言葉は無いし、いろいろ先手を打たれているのもよくわかっている。何を言ってもなにかしらまるめこまれるだろう。僕の将来の選択肢を否定し、とても弱いよわい男に、そんな残虐なことをよく言えるなと思った。精神的にこたえた部分もあった。ただそれ以上に、僕が招いた不祥事のほうがまだ心にのしかかっているのだが。

 

僕は仕事を辞めるだろう。今週の火曜日ぐらいには結論を出すはずだ。心をサラにして論理的に考える・・・なんてことは今の状態ではできないし、その必要もない。退社の件は論理ではなく啓示による部分が大きい(もちろんそんなこと言わないけど)し、いちどリセットしないことにはどうしようもないのだ。逃げだとか、人間として甘いとか、いくらでも言えるのだけど、たとえそうであってもどうしようもない。一度自己憐憫の穴に潜り込み、回復を待つしかとりえないのだ。