Just a memory.

ただの記録

死について

長い間僕は死を望んでいた。それはあまりに自明なことだったため、言葉にすることを忘れてしまっていた。昨日は酒を飲みすぎ、自己嫌悪と二日酔いに悩まされながら朝を迎えた。なぜかまた梅田に行き、女の子をゲットすべくパーティーにもぐりこんだ。でも女に話しかける気力が無かった。無気力なまま、手持ち無沙汰で座り込んだ。退屈だった。そしてその退屈さは、いかなるものによっても解消できないような類のものだった。そして僕は、はるか昔から一貫して抱いている願望、死について考えることになった。

 

先日女とデートした。再来週も映画を見に行く約束をした。誓ってもいいが、相手は僕に好感を抱いている。モノにしようと思えば絶対モノにできる。驕りなんかじゃない。もし一緒になったら楽しいかもしれない。なによりセックスができる。若い女ふたりとベッドにもぐりこむのはすばらしいことだ。

 

だがしかし、そのような可能性を持ちつつも、僕はなによりも死を望んでいる。永遠に朝を迎える必要がないことの気楽さに憧れている。何も憂うことはない。人間はくだらない。個人も集合もクソだ。なによりそのクソに悩まされるのが僕なのだ。情けない。本当に。

 

 

きっと僕は夢を見るだろう。