Just a memory.

ただの記録

ポストモダンを生きるために

なにかひとつに魅了されたからといってそれで誰かと繋がれると思ってはいけない。むしろ逆だ。なにかについていいと評価した結果、周りの人間は興ざめして君に関心を持たなくなる。もし持ってもらえてたとしたら、君は若い女であるか、よっぽど恵まれているか、勘違い野郎か、それだけである。


何かを好きになってはいけないといってるわけじゃない。それが連帯の可能性を生まないことを前提として社会を生きよということだ。魅了されたらば救済されるべくは自分だけである。自分の好きなものを他人にもいいといってもらいたいとき、対象と自分との関係の間に、不純な思いが紛れ込んでしまっている。要は寂しいのは自分であり、他人の承認によってそれは満たされるということなのだ。ストイックに生きよ。信仰を人に勧めてはいけない。君は勝手に祈らなければいけないのだ。