Just a memory.

ただの記録

これで自慰をしなかったら

朝7時に起き、顔を洗ってスーツを着て、満員電車にのって会社にいく。よく働き、昼はベトナム料理屋で700円ランチ、パクチーもちゃんと食べる。定時で退社すると、着信が残っていたので電話を折り返す。家に戻って健康診断にかけこんで、買い物をして簡単パスタを食べる。すこし本を読むつもり。

 

これで自慰をしなかったら、西暦2016年の清き正しい労働者の1日として、西暦2500年ぐらいのどこかの国の博覧会に展示できるだろう

気になって仕方ない

特定の女のことばかり考えてしまう。気づけばSNSでその相手だけをマメにチェックしてる。検索履歴がやばいことになってる。ストーカーであるという自覚があるし、キモイと思うけど辞められない。

 

 

一度や二度じゃない。何人かの女に、同じように検索をしたことがある。気になって仕方ないのだ。

 

 

しかし、対象となる女のことをほとんど知らないのである。相手に興味をもってしまうのは、少ない情報から自分の理想が作られるからだ。頭の中の幻想が豊か過ぎるのだ。だから何かのきっかけでお近づきにになり、相手のことをより知ってしまうと、幻滅してしまうかもしれない。幻想は幻想として保存しておいたほうがお互いにとって幸せなんだ。

10月の寒き日に

wiiを買って、ひたすらバイオハザードをやりまくった。頭が痛くなったから、今日は山に登って、もう寒くなりかけている秋の空気を吸った。近場の銭湯に行き、気持ちよかったけどぬるかったので長時間はいった。

 

 

報告はだいたいLINEで済ませた。この数ヶ月お世話になった人たちに。facebookでアップすることもしなかった。煙たがられるかもしれないけど、それが自分なりの感謝のつもりなのだ。プロテスタント的で単独者めいた自分だけれど、コミュニケーション無しに生きていけない。溜めてしまう悪いモノをどこかへ流すことができる。

 

この世界を形作っているのは、写真や記録には残っていないものだ。


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聲の形

シン・ゴジラ」、「君の名は」と違って、叩くにしろ評価するにしろ「まずみなさい!」というものではなかった。途中で退席を考えた。

 

「かわいい障害者」が自分のコミュニティに一人いると冴えるって話。

微熱

午前中は遅くまで寝る。台風で雨風強く、外出する気がない。起きて、作り置きのサラダとかを食べて、映画を一本見る。ゴダール『女は女である』。

 

 

雨風が弱まったところで、映画を返しに行く。気持ちよかったので、駅二つ分歩く。そのままホームセンターを3つ梯子し、小さいケトルを買う。1500円。

 

家に帰ってご飯を作って食べる。テレビをつけたけど、くだらなくなって消す。歯磨きをしながら体温を図ると37度を少し上回ってる。窓を閉め厚手の布団を出す。

 

胃がモヤモヤする。

子育て

ある親にとって、自分の子供がかわいいかかわいくないかなんてことは、世界にとってどうでもいいことだ。倫理的に問われることは、子供を前にしたときにまともに振る舞えるかどうか。振る舞えるなら育てればよいし、振る舞えないなら育児は辞めればよい。二つの可能性は倫理的に等価であり、育ててるいるから偉いという話ではない。

おろかさ

今楽しいと思っているコミュニケーションがあったとしたら、時間を経たのちはそれを退屈と思わなければならない。そしてまた別のコミュニケーションに興じるべきである。おおよそそれが成長であり進化だ。ただある場合にはそれはよくない方向へのシフトであって、一般的には新興宗教へのシフトは質が良くない言える。

よいシフトかどうかを見極める基準として、その新しいコミュニケーションがまた別のコミュニケーションにシフトする種子を秘めているかどうかがあげられる。新興宗教は教祖の御言葉が絶対であり、その教義のなかでパターン化されたコミュニケーションを繰り返すしかない。変化も何もありはしない。

 

しかし変化に耐えるためには謙虚でありプライドを括弧にいれタフな精神がなくてはならない。子供は飄々としているから、昨日まで拘っていたようなコミュニケーションも、次の日には別の何かにかわっている。でも大人になるにつれそういうことが難しくなってくるのだ。

 

LINEのやりとりもパターン化され、相手のことがどんどん嫌いになる。特定の人間と長く付き合わないほうがいい。この想いを汲み取ってほしい。これいじょう俺に連絡してくんな。

 

それと同時にシフトしたとしてもシフトする前のことも忘れてはいけないという、文学的問題もあり、昔好きだった女の子と数年ぶりに再会するときなどにそれはそう思うのだが、この矛盾はいったいなんなんだろうか?